名将ペップ、長期離脱の独代表MFサネに言及 「2月か3月に戻って来られることを願う」
開幕を目前に控えたコミュニティー・シールドで右膝前十字靱帯損傷で長期離脱が決定
マンチェスター・シティのペップ・グアルディオラ監督が、右膝前十字靭帯損傷で長期離脱となったドイツ代表MFレロイ・サネについて、「(来年)2月か3月に戻って来られることを願う」と記者会見で語った。英紙「マンチェスター・イブニングニュース」が報じている。
サネはこのプレシーズン中、常に注目の存在となった。その大きな理由はドイツ王者バイエルンへの移籍報道によるもので、シティを退団する可能性が浮上していた。しかし、横浜F・マリノスと対戦した日本へのツアーなども含め、シティの一員として開幕までの準備を進めていた。
今週末にいよいよプレミアリーグ開幕というなかで、現地時間4日のコミュニティー・シールドでサネを悲劇が襲った。リバプールとのタイトルを懸けた一戦で、サネは負傷による途中交代を強いられ、試合後の診断で右膝前十字靭帯損傷の重傷が発覚した。
開幕戦の前日会見に臨んだペップ・グアルディオラ監督はサネの状況について「私には分からない。通常は6カ月から7カ月かかる怪我だ」とコメント。復帰について「(来年)2月か3月に戻って来られることを願う」と語った。
再三の移籍報道があったなかでも、指揮官は「彼が出ていきたいと私に言ったことはない」とその可能性を否定的に語っている。貴重な戦力の1人を失ったことは、ペップ監督にとって大きな痛手となったようだ。「数カ月後には彼は孤独を感じるだろう。そんな辛い時、ここにいるみんなが彼を助けようとしてくれるだろう」とチーム全体でサネをサポートするとも約束していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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