アーセナルが昨季セリエA得点王獲得に動くか 伊紙が58億円を用意と報じる

怪我人続出でFW補強が急務に

 アーセナルが来年1月の移籍市場で、昨季のセリエA得点王であるインテルのマウロ・イカルディを、4500万ユーロ(約58億5000万円)の移籍金で獲得する可能性が高まっている。イタリア地元紙「コリエレ・デロ・スポルト」が報じている。

 アーセナルはイングランド代表FWダニー・ウェルベック、FWセオ・ウォルコットら故障者続出で危機的状況を迎えている。一方、イカルディは昨季22ゴールを挙げる活躍で、FWルカ・トニ(ヴェローナ)と並びセリエA得点王に輝いた。

 今季は青と黒の名門のキャプテンを託されたが、ここまで11試合4得点と本調子とは呼べない状況となっている。アーセナルは、インテルのエリック・トヒル会長が拒否できないであろう58億円の巨額オファーを提示し、陣容に加える方針だという。

 今季開幕前から、ストライカーとボランチの補強の必要性が浮上していたアーセナル。ウォルコットらの故障により、実績のあるストライカーはフランス代表FWオリビエ・ジルーのみとなっている。また、不動のボランチであるフランシス・コクランも膝の故障で長期離脱を余儀なくされており、ボランチの補強の必要性も高まっている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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