C・ロナウド欠場騒動、関係者1人が出国禁止 警察発表「韓国連盟の関係者2人も調査」
5日の定例会でソウル地方警察庁が公表、捜査網拡大で「迅速に終えたい」
ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、7月26日に韓国で行われたKリーグ選抜戦を欠場したことに端を発する騒動は、ついに関係者への捜査に及んでいる。「警察が親善試合の関係者1人に出国禁止処置を下した」と韓国メディア「news1」が報じた。
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アジアツアーを敢行したユベントスは、シンガポール、中国を経て、韓国でもプレシーズンマッチを実施。エースFWロナウドがKリーグ選抜戦で欠場したなか、主催者とユベントスの間では、ロナウドが少なくとも45分間出場するという契約が結ばれていたと報じられていた。
契約違反として韓国ファンの怒りが膨れ上がり、ロナウドのSNSは炎上。先日、ロナウドは母国ポルトガルで、「大西洋の真珠」と謳われるマデイラ島の美しいビーチ写真をインスタグラムにアップしたが、韓国ファンからは「謝れ」などの声が上がった。
そうしたなかで5日、新たな動きを報じたのが韓国メディア「news1」だ。「ユベントスとロナウドへの告発事件を捜査している警察が、親善試合の関係者1人に出国禁止措置を下した」と報じた。
「ソウル地方警察庁は5日の定例会で『すぐに捜査に着手し、関係者1人に出国禁止措置を下した』と明らかにした。警察は親善試合の主催者側への調査も進めている。警察関係者は、『韓国サッカー連盟の関係者2人も調査し、迅速に捜査を終えたい』としている」
記事では警察の発表や、関係者のコメントを交えて現状を伝えた。捜査網がさらに拡大しそうな気配も漂うなか、集団訴訟の行方も含めて注目が集まる。