メッシに漲る闘志、バルセロナ3連覇へ 「僕らはリーグを重視しなければならない」
新シーズンに向けて「僕らはまた一緒にすべてのために戦うつもりだ」
バルセロナは現地時間4日に行われたジョアン・ガンペール杯のアーセナル戦で2-1の勝利を挙げた。この日はピッチに立たなかったアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、今シーズンのタイトル獲得へモチベーションを高めているようだ。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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試合は前半37分にガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンのゴールでアーセナルが先手を取る展開になった。
先制点を献上したバルサは、フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン、オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングといった新戦力をスタメンで送り出し、後半24分に相手のバックパスミスによるオウンゴールで追いつく。さらに後半終了間際、スペイン代表MFセルジ・ロベルトのパスを受けたウルグアイ代表FWルイス・スアレスが決めて辛勝した。
「昨シーズンと同じことを言うつもりだよ。僕らはまた一緒にすべてのために戦うつもりだ」
試合前そのように語っていたメッシだが、コパ・アメリカに出場したこともあり、この日は出場していない。またスアレスも途中出場ということもあって、グリーズマンらとの連係はこれから構築していく段階だ。ただキャプテン2年目となり、ここ近年リーガ・エスパニョーラのタイトルを獲り続けているバルサというクラブを背負って立つ意識をこのように語っている。
「僕らはリーグを重視しなければならない。11年間で8回優勝したのはどんなクラブにとっても素晴らしいことだ。時間の経過とともにそれがどれほど難しいか分かってくる。僕らは新しいアイデアと熱意を持っている」
大型補強を図ったレアル・マドリード、ディエゴ・シメオネ監督の下で選手層を厚くしつつチームも熟成しているアトレチコ・マドリードといったライバルがいるなかで、バルサはリーガ3連覇に向けてメッシを軸にどれだけ進化することができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)