元日本代表MF、クリアミスから一撃 渾身の“仁王立ち”に伊紙注目「ロナウドマニア」

ベガルタ仙台MF関口【写真:Getty Images】
ベガルタ仙台MF関口【写真:Getty Images】

仙台の関口が先制点を決めると、C・ロナウドを彷彿させるゴールパフォーマンスを披露

 ベガルタ仙台は3日、J1リーグ第21節でジュビロ磐田を2-1で下し、4試合ぶりの勝利を手にした。ベテランの元日本代表MF関口訓充は先制ゴールを決めてチームを牽引したが、そのゴールパフォーマンスが「ロナウドマニア」と海外メディアで注目を集めている。

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 試合は開始早々の4分に動く。仙台はFWハモン・ロペスが右サイドに展開し、MF道渕諒平が敵陣深くからクロスを上げる。これがマーカーに当たってコースが変わり、ペナルティエリア内で相手2人が重なってクリアミス。ボールがゴール前の関口の下へ転がると、関口は落ち着いて胸トラップから左足で押し込んで先制ゴールを挙げた。

 6月30日の第17節・北海道コンサドーレ札幌戦(2-1)以来となる約1カ月ぶりのゴールを挙げた関口は、タッチライン際に向かって駆け出すと、ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを模倣するように、ジャンプして自らの背番号と名前を誇示するかのように屹立する“仁王立ちパフォーマンス”を披露した。

 これには、カルチョの国イタリアのスポーツ紙「コリエレ・デロ・スポルト」が「日本のロナウドマニアがCR7として喜ぶ」と見出しを打ち、「セキグチは先制ゴールを決め、ワールドクラスのユベントスプレーヤーのように祝った」と描写。衛星放送「ビーイン・スポーツ」フランス語版も公式ツイッターで、「セキグチは得点し、有名なクリスティアーノ・ロナウドのように祝う」と映像付きで伝えている。

 試合は前半8分に道渕が追加点を奪い、磐田の反撃を振り切って仙台が2-1で勝利。関口にとって、充実のゲームになったと言えるだろう。

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