日本代表は「身近にあるもの」 MF鎌田大地、“憧れ”との距離感に生まれた変化

3月には自身初となるA代表も経験した【写真:Getty Images】
3月には自身初となるA代表も経験した【写真:Getty Images】

日本代表は「身近にあるもの」 夢見た舞台から目指すべき場所へ

 あくまで“まだ入っただけ”と強調する鎌田だが、明確に変わったこともある。日本代表というステージとの距離感だ。子供の頃に夢見た舞台は、現実的に目指すべき場所になった。

「一度入ったので、今は手の届かない場所とも思っていません。身近にあるものです。憧れではなくて、常に入り続けたいという気持ちがあります。日本には僕のポジションに良い選手が多いので、そのなかでも勝ち残らないといけません。しっかりと活躍して、入り続けたいと思います」

 何度も発せられた「入り続けたい」という言葉からは、日本代表に対する思いの強さがにじみ出る。これから代表の常連、そして不可欠な存在となっていくために、鎌田は与えられたチャンスで結果を出していく覚悟だ。

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(片村光博 / Mitsuhiro Katamura)



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