エースと口論もキスで和解! モウリーニョ流采配術でチェルシーがCL16強に前進
敵地で4-0と快勝 ハーフタイムにコスタと激しい口論も…
チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督が、24日のUEFAチャンピオンズリーグのグループG第5節、敵地マッカビ・テレアビブ戦で、ハーフタイムに口論を展開したスペイン代表FWジエゴ・コスタとキスで即座に和解したと語っている。英国営放送「BBC」が報じている。
チェルシーはイスラエルでのアウェー戦に4-0と大勝したが、ハーフタイムに事件が起きた。”スペシャル・ワン”はエースストライカーのパフォーマンスに不満を持ち、これを指摘するとコスタは猛然と反論。激しい口論へと発展した。
ポルトガル人指揮官は試合後の記者会見で、「私はがっかりしている。私が(コスタの言葉に)反応して、彼もそれにまた反応してしまった。でも、ハーフタイムのドレッシングルームでは2、3回キスをして、ちょっと抱き合ったんだ」と説明。キスによって、後半開始までには関係修復に成功したと明かしている。
この日の勝利でチェルシーは勝ち点を10に積み上げ、同日にホームでディナモ・キエフに0-2と敗れた首位のポルトと勝ち点で並んだ。3位のディナモ・キエフも勝ち点8のため予断を許さないが、ホームで迎えるポルトとの直接対決にグループリーグ突破を懸けることになる。
この日フル出場も、ゴールのなかったコスタは、21日のプレミアリーグ第13節ノーウィッチ戦で6試合無得点をストップしたばかり。昨季プレミア王者の巻き返しには、気性の荒いエースの復活が不可欠なだけに、名将のキスによってコスタがついに目覚めるのか、今後に注目が集まる。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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