鎌田大地、ジェノア移籍成立に“問題なし”と地元紙報道 「近日中に発表されるべき案件」
発表の遅れには現所属フランクフルトの“多忙さ”などが影響か
イタリア・セリエAのジェノアへの移籍が秒読みと報じられているMF鎌田大地は、いまだに正式発表に至っていないが、本拠地ジェノバの地元紙「IL SECOLO XIX」は移籍の実現に問題はないとしている。
鎌田は先週末に同紙で、「残すはメディカルチェックと契約のみ」とされた。しかし、週明けの月曜日を過ぎても正式発表のアナウンスがされていない。同紙ではその理由を、現所属のフランクフルトが「8月1日にUEFAヨーロッパリーグ(EL)予選の試合があるため」と、クラブの多忙さが最後のところで影響していると報じた。
特に、鎌田とポジションのかぶる攻撃的な選手の補強を模索しているため、最終決定がずれ込んでいる現状があるという。しかしながら、ジェノアは鎌田と4年契約で個人合意に達したとされており、「近日中に発表されるべき案件」と表現されている。
同紙では「ジェノアは鎌田の獲得に自信を全く失っていない。できるだけ早く決定するように動いている」として、交渉の成立には問題がないという見解を示している。アウレリオ・アンドレアッツォーリ監督のリクエストによる移籍とも伝えられているだけに、新天地の決定が少しでも早くなることが望まれる状況だと言えそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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