日本代表FW鎌田、ジェノア移籍が決定的か 地元紙報道「監督がリクエストしていた選手」

フランクフルトの日本代表FW鎌田大地【写真:Getty Images】
フランクフルトの日本代表FW鎌田大地【写真:Getty Images】

シント=トロイデンでの活躍がジェノアの目に留まる メディカルチェック後に契約へ

 フランクフルトの日本代表FW鎌田大地は、新シーズンに向けてイタリア・セリエAのジェノアに移籍することが決定的になった模様だ。ジェノアの本拠地であるイタリアの港町ジェノバ地元紙「Il Secolo XIX」は、近日中にも正式発表されると報じた。

 鎌田は2015年に東山高からサガン鳥栖へ入団すると、J1通算65試合13得点の成績を残し、17年夏の移籍市場でドイツ・ブンデスリーガのフランクフルトへ完全移籍した。しかし、思うように出場機会を得られず、昨季はベルギー1部シント=トロイデンに期限付き移籍。公式戦36試合16得点と主力としてチームを牽引した。

 その“点取り屋”としての活躍がジェノアの目に留まったようだ。記事では、「昨年に強烈な印象を植え付けた」として、期待感を示している。そして、「日本のトレクアルティスタ(トップ下)は、メディカルチェックの後に正式契約する」と、その交渉は完了して残すは手続きの部分だけだとしている。

 期待の大きくなる点は、地元紙が「鎌田はアウレリオ・アンドレアッツォーリ監督が獲得をリクエストしていた選手」と報じている部分だろう。指揮官がすでに高い評価を下していることは、正式加入となればチャンスを得るうえで大きなアドバンテージになる。

 ジェノアに鎌田が加入すれば、日本人では1994-95シーズンにプレーした元日本代表FW三浦知良以来(現・横浜FC)となる。そして、新シーズンからボローニャには日本代表DF冨安健洋が加入しているだけに、日本人対決の実現も期待される。サンプドリアとの熱い“ダービー”もある港町で、鎌田は飛躍を遂げることができるだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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