所属するアヤックスとの間で駆け引き、移籍金交渉で着地点に近づく

　ユベントスとアヤックスの間で駆け引きが行われていたオランダ代表DFマタイス・デ・リフトの移籍金交渉は、着地点に近づいているようだ。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は現地時間11日に「48時間以内に決まる」として、今週中の決着を“予告”した。

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　デ・リフトを巡る交渉は、昨季の段階でスペインの強豪バルセロナが7500万ユーロ（約91億円）を提示したことで、それが他クラブも獲得を望む場合の目安になるとされた。一方で、デ・リフトの代理人を務めるミノ・ライオラ氏がオランダ紙「テレグラフ」に、昨夏の段階で5000万ユーロ（約61億円）を出すクラブがあれば移籍を認めるという「口頭合意」があると暴露していた。

　そうした流れもあり、ユベントスは値切り交渉を行っているとレポートされていた。デ・リフトのユベントス行きの意志が固いとレポートされるなかで、最終的には6700万ユーロ（約82億円）から7000万ユーロ（約85億円）の間で妥結するとガゼッタ紙は報じた。

　すでにデ・リフトとユベントスは、年俸1200万ユーロ（約15億円）で合意しているとも言われている。アヤックスのプレシーズンが来週月曜日にスタートする状況に、今週中の決着をデ・リフト側が望んでいるともされてきたが、間もなく正式発表に至りそうな気配だ。