移籍希望のポグバ、敏腕代理人がマンU批判 「選手は間違ったことを何もしていない」
代理人のライオラ氏が進展しない移籍話に憤慨「全員が納得するように向かってほしい」
マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバは、レアル・マドリードへの移籍を希望していると言われ、その報道は過熱している。英ラジオ局「talkSPORT」の取材に応じたポグバの代理人を務めるミノ・ライオラ氏は、「選手は何も間違ったことをしていない」と、世間を賑わせているポグバを擁護するとともに、対応しないクラブに対して苦言を呈している。
現在、ポグバはユナイテッドに合流して、プレシーズンツアーに帯同している。しかし、ライオラ氏は「全員がポグバの希望を知っている」と、ユナイテッドのチームメート全員がポグバの退団希望を知っていることを明かしている。
そのような状況でもクラブは放出を拒否する姿勢を見せているという。記事では、ライオラ氏のユナイテッドへの苦言を伝えている。
「選手は間違ったことを何もしていない。彼はあらゆる面で常にプロフェッショナルであり、尊重されるべきだ。クラブは長い間抱いている彼の気持ちを知っている。真実を知らずに彼を批判する人がいることにがっかりで、それに対してクラブがなんの見解も示してこなかったことは残念だ」
根拠なく批判する人々やクラブの対応に不満を示したライオラ氏は、「すぐに全員が納得するように解決に向かってほしい」と、ポグバの移籍話を進展させられるように求めた。
スペイン紙「マルカ」によると、ポグバのレアル入団には1億8000万ユーロ(約220億円)が必要だという。その額で取引が成立すれば、スペインサッカー史上最高額の移籍金になる。一方でユベントスへの復帰も噂されているポグバだが、その行き先は果たしてどこになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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