シャビが語る恩師ファン・ハール 第一印象は「このバカは何者だ」

称賛の一方、第一印象は最悪で…

 かつての指揮官を大絶賛する一方、最初の印象は最悪だったようだ。完璧を求めるがゆえの異常な厳しさや激しさから、「彼の下での最初の2日間のトレーニングが終わった後、『あのバカは何者だ』と思った」と、正直な思いを打ち明けている。

 それでも「1週間後には、彼は正しいと思った。ルイス・ファン・ハールは、これからも僕の心にとどまり続けるよ」と心を改めたという。

 シャビは98年に、ファン・ハールの下でバルサでのトップデビューを果たした。ユナイテッドではサポーターをはじめ、クラブOBのポール・スコールズ氏から批判を浴びるなど、否定的な見方がされることも多いファン・ハール監督だが、シャビにとってはプロとしてのチャンスを与えられた恩師と呼ぶに相応しい存在。今やバルサのレジェンドとなったシャビから、賛辞の言葉は尽きなかった。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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