「キム・ヨナと浅田真央のように…」 久保建英、“日韓の天才”ライバル関係に韓国注目

「浅田に惜しみない愛を送っていた人たちと重なって見えた」

 その間、ポーランドで開催されていたU-20ワールドカップに出場していたイ・ガンインは攻撃の柱として存在感を発揮。惜しくも準優勝に終わったが、かつてアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(バルセロナ)らも受賞した大会最優秀選手に贈られる「ゴールデンボール」を受賞した。

「イ・ガンインは今年初めにバレンシアと契約を結んだ。今夏はレバンテに期限付き移籍という報道もあるなか、1部を舞台にプレーする可能性が高い。一方の久保はレアルのカスティージャ(Bチーム)に加入した。カスティージャは3部リーグ所属だ」

 2人の直接対決が簡単には叶わないという状況を踏まえつつ、「両者の歩みは、日韓スポーツファンの見逃せない関心事になった。1990年生まれの同い年で、長年フィギュアスケート界のスターだったキム・ヨナと浅田真央のように」と指摘。さらに「久保の壮行セレモニーにいた数千人の日本ファンは、浅田に惜しみない愛を送っていた人たちと重なって見えた」と続けている。

「スペイン1部と3部、それぞれがすぐに会う可能性は小さいが、イ・ガンインと久保が初めて出会う舞台がオリンピックであれば劇的だろう。日韓の“サッカーの天才”が東京で激突? 考えただけでも待ちきれないマッチアップだ」

 期せずして再びスペインを舞台にプレーする日韓の18歳アタッカーは、果たしてどのような成長曲線を描き、同じピッチで相まみえることになるのだろうか。

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