香川真司、始動のドルトムントには合流せず 独メディア指摘「手段を使い果たした」
3日から新シーズンのトレーニングが行われるなか、シュールレと香川は欠席が決定
日本代表MF香川真司(ベジクタシュ→未定)のドルトムント退団は可能性が高まっているようだ。現地時間3日にトレーニングがスタートするなか、地元メディアによればドイツ代表MFアンドレ・シュールレと香川不在が決定。「次のシーズンの背番号を得るための手段を使い果たした」と報じられている。
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香川はドルトムント通算7年目の2018-19シーズン、ルシアン・ファブレ監督の構想外となり、ベンチ外の試合が続く苦しい日々を過ごした。冬の移籍市場でトルコ1部ベジクタシュへ期限付き移籍を決断。デビュー戦で2ゴールを挙げる活躍を見せたが、レギュラー奪取とはならず、リーグ戦14試合4得点でシーズンを終えた。
ベジクタシュへのレンタル期間は満了し、2020年6月までの保有権を持つドルトムントに戻る形となるが、チームには合流しないようだ。ドイツ地元紙「ルール・ナハリヒテン」は、新シーズンのトレーニングが3日の水曜日からスタートするなか、フルハムに期限付き移籍していたシュールレと香川の不在を伝えている。
「水曜日の朝、ルシアン・ファブレ監督は夏の休暇から選手たちを迎える。すでに移籍が決まっているアレクサンデル・イサク(レアル・ソシエダ)、ゼニス・ブルニッチ(ディナモ・ドレスデン)、フェリックス・パスラック(フォルトゥナ・シッタート)、そしてシュールレと香川は欠席する」
ドイツメディア「SPORTBUZZER」も、「ルール・ナハリヒテン」紙の報道を受ける形で香川の現況について触れている。
「BVBでトップスターだった香川は、マンチェスター・ユナイテッドでわずかな成功を収めた後、2014年にドルトムントへ戻った。しかしながら、かつての姿を見出すことはほとんどできなかった。シュールレと香川は次のシーズンの背番号を得るための手段を使い果たした」
スペインのクラブからの関心が伝えられる香川だが、果たして新シーズンはどこでプレーすることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)