ゼンガ監督を電撃解任のサンプドリア 後任にモンテッラ氏を招聘へ

交渉不調の場合はデルネーリ氏が候補に

 セリエAでは第12節を終えた時点で、4勝4分4敗の勝ち点16で10位。しかし、8日のホームでのフィオレンティーナ戦に0-2と敗れた試合後、スタンドのVIP席から帰路に着くマッシモ・フェレーロ会長の下へサポーターが押し寄せ、「ゼンガを解任してくれ」と直談判されていたことがイタリアメディアで報じられていた。

 モンテッラ新監督招聘でフィオレンティーナとの違約金交渉がまとまらなかった場合、過去に“ミラクル・キエーボ”としてセリエAに旋風を巻き起こし、その後ユベントスなどの指揮を執った経験のあるルイジ・デルネーリ氏と、そのキエーボ時代の教え子であるエウジェニオ・コリーニ氏の2人が、次点の候補として報じられている。

 現時点でセリエA得点ランクトップのイタリア代表FWエデルなどタレントはそろっているだけに、巻き返しを狙っての再出発ということになりそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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