“トゥーロン経由コパ行き”の伊藤達哉が証言 ロシアW杯組の偉大な効果「ガラっと変わる」

「年上だからといって意見を言いづらい雰囲気ではなく、オープンな感じ」

 伊藤は2018年9月、森保ジャパン初陣でA代表に初選出された。コスタリカ戦(3-0)では出番がなくデビューはお預けとなり、当時のメンバーにはロシアW杯の主力組もいなかった。それだけに今回、東京五輪世代18人との融合が期待されるGK川島、MF柴崎、ベテランのFW岡崎慎司(レスター)の存在は刺激になっているという。

「やっぱり川島さん、柴崎さん、岡崎さんがいるだけ雰囲気がガラっと変わる。言ったら引き締まる感じ。その3人も積極的にコミュニケーションをとってくれて、年上だからといって意見を言いづらい雰囲気ではなく、オープンな感じを作ってくれているので、やりやすいし、楽しいです」

 東京五輪世代のDF冨安健洋(シント=トロイデン)は、14日の練習後に同世代について「淡々と黙々とやる選手が多い」とし、「声の量とかはA代表に比べると(少ない)。そういうところは声を出しながらやって、もっと練習のところで盛り上げてもいい」と語っていた。

 川島、柴崎、岡崎が架け橋となり、さらなる強い日本代表へ――。そのなかで、Jリーグクラブを経由せずに海を渡り、“兄貴分”の元日本代表DF酒井高徳とともにドイツで研鑽を積む伊藤に懸かる期待も大きい。ブラジルの地で、どのようなプレーを見せるのか注目が集まる。

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(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)



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