インテル怒涛の3連勝! マンチーニ監督はトリノ戦専用システムの成功にドヤ顔炸裂

“ウノ・ゼロ”の美学 冴え渡るマンチョ流

 一方で、指揮官はより試合をうまく運ぶべきであったということも語っている。

「我々は2-0にしてゲームを楽にするチャンスを逸してしまった。だが、このスタジアムでトリノと対戦するのは、非常に難しいことなんだ。前半は非常に良かったが、後半は少し自分たちでゾーンを下げ過ぎてしまった。だが、それでも2-0にするチャンスはあった」

 実際に、後半18分にトリノがスーパーサブ的に起用するFWマキシ・ロペスを投入してからは、インテルのゴールに迫る場面が目立った。GKサミル・ハンダノビッチの攻守と最終ラインの踏ん張りで無失点に抑えたものの、もう少しゲームをコントロールしたいという思いがあったのだろう。

 それでもマンチーニ監督は、チームの3連勝に上機嫌だった。後半のアディショナルタイムが6分間と表示されたことに触れて、「6分の追加タイムはオールド・トラッフォードでだって見ることはないさ。もちろん、マンチェスター・ユナイテッドが負けている時以外はね」と笑顔。かつて率いたマンチェスター・シティのライバルクラブの本拠地を例に出し、冗談も交えて試合を振り返っていた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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