インテル怒涛の3連勝! マンチーニ監督はトリノ戦専用システムの成功にドヤ顔炸裂

今季は4バックがベースも3バックに変更

 日本代表DF長友佑都が所属するインテルのロベルト・マンチーニ監督は8日、敵地トリノ戦に1-0と勝利後、3バックシステムの今季初導入が勝利の鍵になったと自画自賛している。イタリアの衛星放送局「スポーツ・メディアセット」のインタビューに応じたもの。

 トリノはこの試合の前まで、ホーム6戦無敗と本拠地で無類の強さを見せていた。そうした相手に対し、今季初めて3バックを導入した指揮官は、「この3-5-2システムはトリノ対策なのか?」という質問にニヤリと笑みを浮かべた

「我々はトリノを相手にして、いかにうまく攻撃を仕掛けるかを考えた。その結果がこの3-5-2システムだ。確実なことは、ローマ戦をこのシステムで戦っていれば、1-0で我々が勝利したのではなく、0-3でローマが勝利していただろう」

 “ドヤ顔”を見せながら、トリノ戦専用のシステムだと明かしていた。

 今季ここまでを4バックシステムで戦ってきたインテルだが、指揮官の策は当たった。トリノもインテルと同様に3バックシステムで戦っているため、ピッチ上にはマンツーマンに近い状態が多く生まれた。その中で、左ウイングバックで先発フル出場した長友は、対面であり、トリノの攻撃のキーマンであるMFブルーノ・ペレスを完全に封じ込めた。その一部分を切り取ってみたとしても、フィールドの大部分でマッチアップさせる“ミラーゲーム”を仕掛けたマンチーニ戦術が機能したと言える。

 

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