「日本で3本の指に入る逸材」 イタリア移籍報道の冨安、現地メディアが実力に太鼓判

シント=トロイデンDF冨安健洋【写真:©STVV】
シント=トロイデンDF冨安健洋【写真:©STVV】

躍進遂げる冨安にボローニャが熱視線 セリエA挑戦の可能性が浮上

 シント=トロイデンの日本代表DF冨安健洋は現在、20歳ながらクラブと代表で披露している安定したパフォーマンスから主力に定着しており、移籍市場の価値が急騰している。近い将来のステップアップが期待されているなか、元日本代表MFの中田英寿氏もかつて所属していたボローニャが獲得に乗り出す可能性が浮上している。イタリアのサッカー情報サイト「ジャンルカ・ディ・マルツィオコム」が報じた。

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 2016年にアビスパ福岡でプロデビューを果たした冨安は、18年にシント=トロイデンに加入。188cmの屈強な体格を生かした対人能力に加え、正確無比なフィードによるビルドアップ力も備えており、今季も公式戦40試合出場と瞬く間に主力に定着した。代表でも18年に初招集されると、今年1月にUAEで開催されたアジアカップでは最終ラインの中核を担い、一気に主力へと飛躍を遂げた。

 まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの冨安に対して、獲得に乗り出しているのがボローニャだという。中田氏が2004年に期限付き移籍していたことで日本にも所縁があるイタリアの古豪だが、センターバック(CB)の補強に乗り出しており、冨安をリストアップしているとのことだ。記事では、冨安を「日本で3本の指に入る逸材」と表現しており、ボローニャで新たに就任したスポーツ・ディレクターが熱視線を送っていると伝えている。

 セリエAではこれまで多くの名CBが誕生してきたが、冨安もイタリアに活躍の場を移すことで、トッププレーヤーの登竜門をくぐることになるのだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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