英紙特集 プレミアリーグ版「あの人は今」 主役はJ2で得点量産中のストライカー

リーズで19得点のFWは豪州のセミプロに

 続いて2人目は、米MLSニューヨーク・レッドブルズのFWブラッドリー・ライト=フィリップス。アーセナルの伝説的FWイアン・ライトの息子で、かつてマンチェスター・シティなどで活躍したショーン・ライト=フィリップスの弟だ。マンチェスター・シティでは活躍できず、2部時代のサウサンプトンでレギュラーとなった。プリマス、チャールトン、ブレントフォードとイングランド下部リーグでプレーした後、2013年にアメリカへ。ニューヨーク・レッドブルズの優勝に貢献した。

 3人目はラツィオのMFラベル・モリソン。偉大なるマンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン元監督が、最も才能のあった若手と嘆いたモリソンは、フィールド外でのトラブルを抱え、2012年にウェストハムへ移籍。QPRとカーディフでの期限付き移籍の日々を経て、今夏に移籍金ゼロでイタリアの首都へと活躍の場を求めた。

 4人目は米MLSモントリオール・インパクトでプレーするMFナイジェル・レオ=コーカー。U-21イングランド代表で23試合に出場したレオ=コーカーは、19歳でデビューしたウェストハムで活躍。アストン・ビラに移籍後はキャプテンを務めたが、次第に出場機会を失い、ボルトン、イプスウィッチと移籍し、2013年2月にアメリカ上陸。現在はコートジボワール代表FWディディエ・ドログバの同僚となっている。

 そして5人目は、オーストラリアのセミプロリーグ、ランブトン・ジャファスでプレーするFWマイケル・ブリッジス。サンダーランドで「イングランド最高の若手ストライカー」と呼ばれたブリッジスは、リーズ移籍初年度に19ゴールを叩き出し代表に選出された。だが、足首に重傷を抱えてリハビリの日々を過ごし、2004年に実戦復帰後はニューカッスル、ハル・シティなどでプレー。2009年にオーストラリアのニューカッスル・ジェッツと契約し、一度は現役引退を表明したが、現在はニューサウスウェールズ州のセミプロチームでプレーしている。

 

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