またもマンUのOBから非難の声 「ファン・ハールのチームはまるでロボットのようだ」

エンターテイメント性を欠くユナイテッド

 1990年代前半にマンチェスター・ユナイテッドで活躍した元ロシア代表MFアンドレイ・カンチェルスキス氏が、古巣を指揮するオランダ人指揮官ルイス・ファン・ハール監督を批判した。「選手たちがロボットのようだ」と、そのフットボールスタイルに苦言を呈したと、英地元紙「サン」が報じている。

 ファン・ハール監督に対しては元イングランド代表MFポール・スコールズ氏から「創造性と勇気がない」と非難されるなど、ユナイテッド出身選手からも批判が続出している。カンチェルスキス氏もそのあまりに現実的すぎるファン・ハール監督のスタイルに難色を示している。

「ファン・ハールはあまりに実用的過ぎる。選手たちはまるでロボットのようにプレーしている。彼らは非常に厳密なフレームワークの中に身を置いて規律を守っている。即興的なプレーを許されていないんだ。反対に、(アレックス・)ファーガソン時代の我々にはそれが許されていた」

 カンチェルスキス氏もファン・ハール監督の指揮官としての能力は認めているが、ユナイテッドにふさわしいのかという点では疑問符をつけた。自身が指導を受けたファーガソン氏への信頼も揺るぎないようで、現体制に対して痛烈なダメ出しを送った。

「ファン・ハールももちろん良い監督だ。しかし、私の意見では、彼はマンチェスター・ユナイテッド向きではない。彼は、現在は変革が続いているというが、私にはどこを目指しているのか理解できない。彼は自分がどうしたいのかというのも分かっていないという印象だ。創造性のある選手はおらず、ウインガーもいない。誰もウェイン・ルーニーにボールを供給していない。ファーガソン時代のユナイテッドと現在のユナイテッドは全く異なっている」

 チームに規律を求める厳格な性格のファン・ハール監督だが、エンターテイメント性に欠けるチームにはOBからの不満が続出している。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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