サウサンプトン吉田が2カ月ぶりの本職でアピール 及第点評価で高まる存在価値

低くない吉田の価値

 英衛星放送「スカイ・スポーツ」では、吉田には平均点といえる6点が与えられた。高い打点の強烈なヘディングを決めたイタリア人FWペッレがチームトップで、「9」点の高得点。バートランド、クラーシ、デイビスが8点。それ以外の先発陣は全て7点と、チーム全体が非常に高く採点された。サウサンプトンは勝ち点を17に伸ばし、トットナム、リバプールと同じ勝ち点の7位につけている。首位のマンチェスター・シティとは8差、上位陣は混戦で十分に上位を狙える位置につけている。

 フォンテの負傷でチャンスが巡ってきた吉田も、完封勝利に貢献し、存在をアピールした。ロナルド・クーマン監督によれば、フォンテは軽傷で次節のサンダーランド戦には復帰の見通しだ。それでも右サイドバックとセンターバックをこなす吉田の存在価値は決して低くない。まずは与えられたチャンスで確実なアピールができれば、今後もチャンスは与えられそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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