ブレーメン戦で不発の香川は「オール3」 ドイツメディアから平均点評価が並ぶ

最高点は2試合連続2ゴールのロイス

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は、10月31日に行われたブレーメン戦に先発フル出場。チームは3-1で勝利を収め、リーグ3連勝を飾ったが、この日ゴールに直接絡むプレーのなかった香川に関して、ドイツ地元メディアの評価は平均的なものにとどまった。

  「ルール・ナハリヒテン」紙の採点(1が最高、6が最低)では、香川はチーム内4位タイとなる平均的な3点が与えられた。この日は得点に絡まず、チャンスへの関与も少なかった背番号23は、大きなインパクトを残すことはできなかった。

 チームトップ評価は、2試合連続2得点のMFロイスで1.5点。1得点2アシストのムヒタリアンが2点でこれに続いた。安定した守備でブレーメンにチャンスを作らせなかったセンターバックのソクラティスがチーム3位の2.5点。香川のほか、正確なパスで好機を演出していたギュンドアン、右足アウトサイドのクロスでムヒタリアンの得点をアシストしたフンメルス、そしてGKビュルキとMFバイグルの5人が3点。この試合は決定機を逃し続けたオーバメヤンが4点と厳しい評価を受け、さらに韓国代表のパク・チュホが、チームワーストの4.5点となった。

  「ビルト」紙でも、香川には3点が与えられた。この日の主役は2得点を意味する“ドッペルパック”を達成したロイスで、最高評価の1点をつけられた。ロイスの2得点をお膳立てしたムヒタリアンの採点は2点。そして、後半だけでも2度の決定機を得ながら、無得点に終わったオーバメヤンがワーストの4点を与えられたほかは、全員が3点となった。

 

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