セルティックの16歳“神童”が衝撃デビュー 圧巻のドリブルにカットイン…指揮官も称賛

ファウルを受けても起き上がってドリブル再開 得意の左足シュートに持ち込む

 そのなかでも、相手を背後に背負った状態で縦パスを受けてからのシーンは圧巻だった。素早い連続タッチで振り向き、背後から迫ってきた相手と入れ替わりドリブルを開始。置き去りにされそうになった相手がファウル覚悟で背後からタックルを敢行した。さすがの神童も倒れるしかなかったが、すぐに起き上がってドリブルを再開。主審もアドバンテージを取り、カットインから得意の左足シュートまで持ち込んでいる。

 英国メディアもデンベレのデビューを大きく報じ、英メディア「スポーツ・バイブル」は「セルティックでプレーした初めての21世紀生まれ選手」と紹介している。また、英メディア「ギブ・ミー・スポーツ」は「セルティックのカラモコ・デンベレが16歳86日でデビュー」と見出しを立て、「彼はクリスティアーノ・ロナウドがデビューし、デイビッド・ベッカムが(日韓ワールドカップ出場を決めた)ギリシャ戦でFKを決めた後に生まれている」と説明している。

 英公共放送「BBC」は、セルティックのニール・レノン監督が試合後に残したコメントを紹介。「未来を一目見られたファンは素晴らしい思いをしただろう」と、デンベレのプレーを称賛している。

 来季が本格的なデビューと予想されるデンベレは、セルティックと2021年6月まで契約を結んでいる。このまま順調に成長を続ければ、来季終了後にはビッグクラブによる争奪戦に発展することだろう。

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