「マンUの伝統も地に落ちた」 栄光を知るOB、“高給取り”サンチェスを痛烈批判
元フランス代表DFエブラが“現7番”を批判 「ユナイテッドが大好きだったとは言わないでくれ」
マンチェスター・ユナイテッドなどで活躍した元フランス代表DFパトリス・エブラは、英衛星放送「スカイ・スポーツ」で同じくユナイテッドで活躍した元イングランド代表DFギャリー・ネビル氏と対談した。ユナイテッドの現状について語り合ったなかでエブラは、チリ代表FWアレクシス・サンチェスとの契約に関して厳しく言及している。
サンチェスは2018年1月にアーセナルからユナイテッドに移籍。マンチェスター・シティなど他クラブへの移籍が噂されたが、週給50万ポンド(約7000万円)という高額な報酬が決め手になったと言われている。しかし移籍後のサンチェスは、1年半の期間で公式戦45試合に出場し5得点9アシストという記録で、ファンやフロントの期待を裏切り続けている。
こうしたサンチェスの現状に、ユナイテッドOBのエブラ氏は「ユナイテッドの伝統も地に落ちた」と表現して厳しい見解を示している。
「何人かの選手はお金のためだけにやって来る。私はそう言うことに恐れてはいない。サンチェスに対してはなんの反感もないが、その契約を知った時にマンチェスター・ユナイテッドの伝統も地に落ちたと思った。マンチェスター・シティからのオファーはユナイテッドより金額が少なかったのだろうが、彼はより良いサッカーを求めてやって来た。申し訳ないがシティは良いサッカーをしているし、グアルディオラなら彼を改善したことだろう」
最初は高額のオファーを提示した古巣のみを批判していたエブラ氏だったが、ヒートアップしたのか続けてサンチェスへの批判も展開している。
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