元英代表主将、リバプールDFファン・ダイクの“緩慢守備”を批判 「そこにいるのは罪」
バルセロナに1点目を献上した対応をファーディナンド氏が批判「彼の責任だ」
リバプールは現地時間1日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝第1戦でバルセロナに0-3と完敗を喫した。マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドで元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏は、勝敗を分けた最初の失点について、「彼の責任だ」とオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクの守備対応を批判した。
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2年連続の決勝進出を狙うリバプールは、敵地で勝利を手にするべく積極的な戦いを演じたが、前半にウルグアイ代表FWルイス・スアレスに先制点を奪われると、後半にはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに2ゴールを献上して3失点の完敗を喫した。
衛星放送「BTスポーツ」に出演したファーディナンド氏は、1失点目のシーンに注目。スペイン代表DFジョルディ・アルバからゴール前にクロスが送られ、スアレスが合わせて先制ゴールとなったが、ウルグアイ人ストライカーの動きに反応しなかったファン・ダイクの対応を「残念だ」と振り返っている。
「ここはファン・ダイク、彼の責任だ。彼はそこでスアレスを見ることができた。スアレスは欲しい場所を指差している。複雑なことではないよ。彼の目の前なんだから。それが君の(マークすべき)男、9番を着ている。なのに動いていない。そこにファン・ダイクがいて動いていないんだ。そして、そのポジションにいるのは罪だよ」
また、ファーディナンド氏は「彼は(カメルーン代表DFジョエル)マティプの目と耳にならなければならない。最初の段階でボールを止めたい場所にマティプを動かさないと。そうでなければ、君はそこにスアレスと一緒に行かなければならない」と語り、対応すべきだった方法を自身の言葉で説明した。
PFA年間最優秀選手賞を受賞し、“世界最高のDF”と評価されるファン・ダイクだが、ファーディナンド氏は疑問を呈すばかりだった。