香川は輝く満点の「スター」 海を越える美しきドルトムントの評判

3アシストの香川に10点満点

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は25日、ブンデスリーガ第10節の本拠地アウクスブルク戦で左インサイドハーフとして先発出場した。ドイツ代表MFロイスの2得点を演出するなど3アシストの大活躍でドイツメディアからは称賛の嵐を受けた。その香川の活躍ぶりは海を越え、アメリカでも「スター」と絶賛されている。チームも5-1で快勝し、リーグ戦2連勝を飾った。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。

 圧倒的な攻撃力を見せつけたドルトムントの中心には背番号「23」がいた。香川は前半21分には細かいステップと、得意の高速ターンでマーカーを翻弄(ほんろう)すると、左足のクロスでMFロイスのゴールをアシスト。34分には華麗なヒールパスでロイス弾を再び演出した。後半アディショナルタイムにはDFを4人引きつけて、フリーのFWオーバメヤンのハットトリック達成を後押しした。

 そんな香川の高質なパフォーマンスは、海を渡り、アメリカでも絶賛されている。ESPNは10点満点の採点法で「10」点をつけている。

 寸評では「ついに! ここ数週間調子を落としていたが、日本人はスターと呼ぶべきパフォーマンスを見せた。香川はペナルティーエリア内で素晴らしいヒールパスでロイスの2点目を演出するなど、アシストでハットトリックを生み出した」と絶賛されている。2点目のロイスへのオシャレなヒールパスを高く評価し、“アシスト”でのハットトリックの大暴れっぷりは「スター」にふさわしい活躍だったという。

 

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