マンU戦で低調だったイグアインをスコールズ氏が酷評 「チェルシーは10人で戦っていた」
CFとして90分間出場も、オフサイドに5回かかるなど低調なプレーに終始
チェルシーは現地時間28日のプレミアリーグ第36節で、マンチェスター・ユナイテッドとのアウェーゲームに臨み1-1で引き分けた。元イングランド代表MFポール・スコールズ氏は、この試合でのアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインのパフォーマンスを痛烈に批判している。英紙「メトロ」が報じた。
来季のUEFAチャンピオンズリーグ（CL）出場権をかけ、熾烈な“トップ4”争いを繰り広げる4位チェルシーと、勝ち点「3」差で6位のユナイテッドとの直接対決。試合は前半11分、絶対に勝利が欲しいユナイテッドが元スペイン代表MFフアン・マタのゴールで先制するも、前半終了間際にスペイン代表GKダビド・デ・ヘアの思わぬミスから、チェルシーに同点ゴールが生まれる。
それまで枠内シュート0本だったチェルシーは、ペナルティーエリア外からドイツ代表DFアントニオ・リュディガーが思い切り良くシュートを放つと、デ・ヘアは守備範囲内だったにもかかわらずファンブル。走り込んだスペイン代表DFマルコス・アロンソが押し込んだ。
試合はこのまま1-1で終了し、敵地でのゲームで勝ち点1を得て4位の座をキープしたチェルシーだったが、スコールズ氏はカナダのスポーツ専門局「TSN」で、ユナイテッドのディフェンスを脅かすことができず、5回もオフサイドとなったイグアインのパフォーマンスに苦言を呈した。
「センターフォワードが問題だと思う。イグアインは今日、水準以下のパフォーマンスで、彼らはほぼ10人でプレーしていたのと同じだった。（この日出番のなかったオリビエ・）ジルーに、少なくとも最後の20分間はチャンスが与えられるだろうと思っていた」
