蘇った赤い悪魔 浦和を重圧から解放した指揮官の言葉

上位対決に勝利

 Jリーグ注目の上位対決となった24日の年間3位FC東京と年間2位浦和の一戦は、浦和が敵地で4-3で勝利した。
 浦和の前節はG大阪戦。0-2から1点を返したものの1-2で敗戦した。何よりも、チーム全体の消極的な姿勢が目立つ試合だった。浦和の最大の長所である、縦パスをうかがいながらボールを動かし、前方へのパスをスイッチに次々と後方から攻撃参加をしていく姿勢は見られなかった。なんとか前線にパスをつないでも、受けてから考えてしまい、結果バックパスでボールを下げてしまうというシーンが目立っていた。
 シャドーの一角でレギュラーとして出場している武藤は、G大阪戦の後にこう語っていた。
「残り試合も少なくなってプレッシャーも掛かってくる中で、どうしてもボールを取られてカウンターをされたらということは考えてしまう。誰だって、自分のところで奪われてカウンターを食らうのは嫌じゃないですか。試合のスコアや時間帯にもよりますけど、そういうメンタル面の影響がワンタッチでボールを動かしていくプレーが少なくなったことに影響していると思う」
 浦和に欠けていたのは、このチームが最も大切にしている「サッカーを楽しむこと」、「チャレンジする姿勢」の2点にあった。
 FC東京戦までの1週間で、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督が最も大切にしたのは、選手たちの頭の中を占めていたプレッシャーを取り除くことにあった。

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