ペップが23歳の多才なオーストリア代表DFを大絶賛 「我々の神だ」

マルチな才能を開花させたアラバ 以前は左ウイングが主戦場

 バイエルン・ミュンヘンを率いる”ペップ”ことジョゼップ・グアルディオラ監督は、クラブで主戦場とする左サイドバックをはじめ、オーストリア代表では中盤の一角でプレーするマルチロールのDFダビド・アラバを、「10近いポジションをこなす」と、その多才ぶりに賛辞を送り「神」と称している。独地元テレビ局「SPORT 1」が、指揮官のコメントを報じている。

「アラバは我々の神だ。彼は10近いポジションをこなせる」

 スピードと精度の高いキックが持ち味のアラバは、バイエルンのトップチーム昇格時は左ウイングの選手として期待を集めていた。日本代表FW宇佐美貴史(G大阪)がバイエルンに所属していた時には、同い年でポジションも同じということから、ライバルになるのではと言われていた。その後、ルイス・ファン・ハール監督(マンチェスター・ユナイテッド)の下で、左サイドバックとして起用され始めた。その一方で、オーストリア代表では攻撃的MFやボランチとしてプレー。グアルディオラ監督就任後には、センターバックでもプレーするようになった。

 バルセロナやこのバイエルンで、様々なワールドクラスのタレントを指導してきたペップも、この多才な23歳に最大級の賛辞を送っていた。

 前節は優勝争いのライバルと目されるドルトムントを5-1で撃破したバイエルン。UEFAチャンピオンズリーグではアーセナルに0-2で敗れた、開幕9連勝中と敵なしのブンデスリーガではさらなる快進撃を狙う。24日には日本代表FW大迫勇也やMFや長澤和輝が所属するケルンと対戦する。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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