バルサFWメッシ、流血騒動の波紋拡大 「血まみれの鼻」の“元凶”を英紙が連続写真検証
CLユナイテッド戦で相手DFスモーリングの右腕が顔面を直撃し、目上と鼻を負傷
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、現地時間10日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝、マンチェスター・ユナイテッドとの第1戦(1-0)で相手選手に顔面を叩かれて流血するアクシデントに見舞われた。治療後にピッチへ戻り、フル出場を果たしたが、その波紋は広がり、英メディアも「血まみれの鼻」と報じている。
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敵地オールド・トラッフォードに乗り込んだバルセロナは、守備に重きを置く3バックシステムを導入してきたユナイテッドに対し、早々に先手を奪う。前半12分、スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツの浮き球のスルーパスに抜け出したメッシがペナルティーエリア左でボールをキープすると、左足でファーサイドにクロスを供給。スペースに走り込んだウルグアイ代表FWルイス・スアレスが頭で合わせたシュートが相手DFルーク・ショーに当たり、そのままゴール左隅へと流れ込んだ。
オウンゴールで貴重なアウェーゴールを手にしたが、前半29分にメッシをアクシデントが襲った。自陣に下がってきたメッシがハイボールを処理しようとしたところ、背後から相手DFクリス・スモーリングに猛烈なチャージを見舞われる。接触した際に相手の右手が顔面を直撃。その後プレーは切られたが、顔を抑えながら倒れ込んでいたメッシは出血が止まらず、切れた左目上や鼻に応急処置を施すことになった。
英紙「デイリー・メール」は、メッシとスモーリングの接触シーンを連続写真で検証。スモーリングが競り合いで飛んだ際、右腕を“誤って”動かしたことでメッシの顔面を直撃したとして、「血まみれの鼻が残された」と記している。脳震とうの症状もなく、プレーに復帰を果せたが、メッシ離脱となればバルセロナにとっては死活問題だけに、しばらく流血騒動の論争は続くかもしれない。
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