30年前の選手を現代に連れてくるなら? イタリアメディアが「北の3強」に推薦

バレージ、プラティニなど空想は尽きない

 インテルで推薦されているのは、カール・ハインツ・ルンメニゲだ。こちらも当時30歳で、1985年はインテルに在籍していた。ドイツサッカー史上を代表するストライカーがインテルのFWの一角を占めるならば、UEFAチャンピオンズリーグ出場権はおろか、スクデット奪還も現実的な目標になるだろう。ロベルト・マンチーニ監督と衝突しないかどうかという、唯一にして最大の懸念さえクリアできればだが……。

 他にも、例えばミランに16歳でデビューした直後のパオロ・マルディーニを連れてくれば、彼のミラン一筋のサッカー人生をもう一度この目にすることができるかもしれない。それならば、インテルには同じく「ワン・クラブマン」だったジュゼッペ・ベルゴミを連れてきてもいいだろう。カルロス・テベスの抜けたユベントスにパオロ・ロッシを補強したら? と、想像は尽きない。今の日本代表にだったら、誰を連れてきたいかということも考えられるだろう。

 30年前の名選手たちが現代サッカーでプレーしたらどうなるか――。そんな空想を巡らせるのに、この2015年10月21日はふさわしい1日なのかもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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