ドルトムントでCL制覇を果たしたヒッツフェルト元監督が称賛「技術的にも完璧」

　ドルトムントのイングランド代表MFジェイドン・サンチョはプロ2年目の今季、飛躍のシーズンを送っている。そんな19歳の新鋭を、かつてドルトムントを率いてUEFAチャンピオンズリーグ（CL）を制した実績を持つオットマール・ヒッツフェルト氏は、「若い頃の（フランス代表FWフランク・）リベリーを思い出させる」とブンデスリーガ屈指のアタッカーの名前を出して絶賛している。スペイン紙「AS」が報じた。

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　サンチョが所属するドルトムントは、ブンデスリーガ第27節終了時点で2位バイエルンに勝ち点差2をつけて首位に立っている。サンチョ自身も8ゴール13アシストを記録するなど、チームに大きく貢献してきた。またギャレス・サウスゲイト監督率いるイングランド代表でも地位を確立しつつある若きアタッカーは、ティーンエイジャーながら自身の力を証明するシーズンを送っている。

　そんな若き至宝を褒め称えたのは、かつてドルトムントでCL制覇を成し遂げ、バイエルンでは7度のブンデスリーガ制覇を経験したヒッツフェルト氏だ。70歳の元名将は、「Omnisport」でサンチョをある選手に例えながら称賛している。

「サンチョはみんなを驚かせた。彼は才能ある選手で、非常に速く、技術的にも完璧だ。彼は常に秘策を持っている。若い頃のフランク・リベリーを思い出させる。彼はとてもトリッキーで、若手ながらゴールに向かうプレーをしていた。サンチョは彼のようなところがあるし、また代表でも評判を高めるスピードを持っている」