神戸ポドルスキの強烈ボレー弾は「猛烈な追い上げ」 独メディアも称賛「背中を押した」
暫定4位浮上の神戸には「ブレイクするには絶好のタイミング」と太鼓判
ヴィッセル神戸の元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキは30日、J1リーグ第5節ガンバ大阪戦で1ゴール1アシストの活躍を披露し、4-3の逆転勝利に貢献した。この日反撃の狼煙を上げる主将ポドルスキのダイレクトボレー弾に独メディアも注目している。
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神戸はバルセロナから獲得したMFセルジ・サンペールが初先発を飾ったものの、前半10分にFWアデミウソンに決められてG大阪に先制されると、同24分にFWファン・ウィジョに追加点を許し、序盤に2点のリードを背負う厳しい展開となった。しかし、ここから大逆転劇の火蓋を切ったのがキャプテンマークを巻くポドルスキだった。
0-2で迎えた前半45分に左サイドで得たFKの場面、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタがゴール前にクロスを放り込むと、相手選手が頭で逸らしたこぼれ球をポドルスキがピッチに叩きつける左足のダイレクトボレーでゴール左隅に突き刺した。
ドイツが誇るレフティーの鮮烈なボレー弾に母国メディアも反応。ドイツメディア「Sport.de」は「ポドルスキが秀でた猛烈な追い上げ」と報じ、「神戸の猛烈な反撃の背中を押した」と紹介。神戸が5試合を消化し暫定4位に浮上したこともあり、「ブレイクするための絶好のタイミング」と優勝争いの参戦に太鼓判も押していた。
その後、後半9分にポドルスキが左サイドから鋭いクロスを送り、元スペイン代表FWダビド・ビジャのヘディング弾を演出。ポドルスキは17日に行われた第4節清水エスパルス戦に続く2戦連続弾となり、調子は上向きとなっているようだ。