バイエルン怒涛の記録ラッシュ ブンデス初の開幕9連勝、ミュラー得点時は43連勝

GKノイヤーの無失点試合数は歴代5位に

 ドイツ王者バイエルン・ミュンヘンが、17日のブレーメン戦で1-0の勝利。ブンデスリーガ史上初の開幕9連勝を飾るなど記録ラッシュで、首位の座をガッチリとキープした。また、この日決勝点を挙げたのはドイツ代表FWトーマス・ミュラー。ブンデスリーガ公式サイトによれば、ミュラーが得点を決めた試合の連勝記録はこれで43試合に伸びた。

 ミュラーの常勝神話は、いったいどこまで継続するのだろうか。今季のブンデスリーガでは、1試合5得点をはじめ、リーグ戦ですでに12ゴールと大爆発中の相棒FWロベルト・レバンドフスキや、開幕8試合連発で10得点のドルトムントFWピエール=エメリク・オーバメヤンなどの活躍に注目が集まっているが、この26歳の万能アタッカーもすでに9得点。得点ランク3位につけている。マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督が獲得に執念を燃やすアタッカーは、着実にゴール数と連勝記録を伸ばしている。

 さらにバイエルンは、ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーがブンデスリーガ歴代5位タイとなる137試合目のクリーンシートを達成。バイエルンOBで74年ワールドカップを制した西ドイツ代表の名手、ゼップ・マイヤー氏の記録に並んだ。

 個々の活躍も光り、盤石の体制を築くバイエルンは、2位ドルトムントとの勝ち点差7を維持。ブンデス史上初の4連覇ヘ向けて、独走態勢を築こうとしている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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