「セカンドトップ&サイドアタッカー世界10傑」を英誌選出 名手乱立の“激戦区”1位は…

「セカンドトップ&サイドアタッカー世界10傑」を英誌が選出【写真:Getty Images】
「セカンドトップ&サイドアタッカー世界10傑」を英誌が選出【写真:Getty Images】

C・ロナウドやスアレスらは対象外も…世界的アタッカーが勢揃い

 英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」が、世界最高のアタッカートップ10を発表した。歴代最多タイのバロンドール5回の受賞を誇るバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシや、ロシア・ワールドカップ(W杯)でセンセーションを巻き起こした20歳の神童、フランス代表FWキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン)らが選ばれた。

 なお、今回のランキングの対象となっているのは「サイドアタッカー」と「セカンドトップ」のみのため、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)やイングランド代表FWハリー・ケイン(トットナム)、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス(バルセロナ)らセンターフォワードを務める選手は含まれていない。

 10位にランクインしたのは、ドルトムントのドイツ代表FWマルコ・ロイス。2017-18シーズンは右膝十字靭帯断裂で長期離脱を強いられたが、完全復活を果たした。今季はDFBポカールでの全3試合でゴールを記録し、ブンデスリーガでも22試合の出場で15ゴールを挙げて得点ランキング2位タイにつけている。

 9位は、レアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベイル。昨年5月に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝リバプール戦(3-1)での華麗なオーバーヘッド弾は記憶に新しいところ。今季は絶対的エースのロナウドが移籍したチームでファンからブーイングを浴び、チームメートから「スペインに馴染めていない」と批判を受けているものの、開幕序盤は良い結果を残していた。主要な役割を担う選手ということには変わりなく、ジネディーヌ・ジダン新監督の下で“セカンドチャンス”をものにすることができるか注目したい。
 
 8位は、マンチェスター・シティのイングランド代表FWラヒーム・スターリング。2017-18シーズンには23ゴール12アシストと、キャリア最高の数字を残した。24歳の同選手は“天性のストライカー”ではないものの、今季も継続的にゴール重ねており、クラブでは公式戦19得点をマーク。代表でも欧州選手権(EURO)2020予選のチェコ戦(5-0)でハットトリックを達成し、その後のモンテネグロ戦(5-1)でも1ゴールを挙げた。

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