ベイル、C・ロナウドとの“確執”否定 「なかった問題をあったかのように報じていた」
「レアルに“ノー”と言ったら後悔する」 ビッグクラブの一員としての誇りを強調
ジネディーヌ・ジダン監督が再就任したレアル・マドリードは、今シーズンのタイトル獲得の可能性が極めて小さくなっているなかで、来季に向けた選手見極めの期間に入っていると目されている。そのなかで特に去就に注目が集まるのは、ウェールズ代表FWギャレス・ベイルだ。そのベイルが、昨シーズンまで同僚だったポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとの“確執”を否定した。衛星放送「BTスポーツ」で語っている。
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昨シーズンまでUEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇を飾ったチームにあって、驚異的な攻撃を実現したのはベイル、元フランス代表FWカリム・ベンゼマ、ロナウドの「BBCトリオ」だった。しかし、ベイルとロナウドには絶えず“不仲説”が囁かれるなど、その関係性は注目された。
「クリスティアーノは信じられない選手だった。僕は彼と一緒にプレーすることを本当に楽しんでいたんだ。だけどメディアは明らかに、現実にはなかった問題をあったかのように報じていた。僕らは本当に上手くいっていたんだ。彼のゴール数、そしてクラブのためにしてきたことは素晴らしいし、今でも(ユベントスで)それを継続している」
そう語り、ロナウドに対するリスペクトがあることを強調。「トットナムでは自分の時間を楽しんでいたし、クラブを愛している。ただレアルからここに来てほしい、と言われたとして、“ノー”と言ったら後悔するだろう」と古巣への愛着とともに、レアルというクラブの魅力は巨大であることに触れている。
昨季まで確執が伝えられたジダン監督の就任によって、その将来についてさまざまな憶測がされているが、現時点ではレアルの一員として誇りを持っていることだけは確かなようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)