元コロンビア代表MF、コカイン密輸容疑で逮捕に世界衝撃 「違法なお金に誘惑され…」
40歳MFビアファラが祖国で逮捕、ポーツマスやサウサンプトン、レアル・ソシエダでプレー
森保一監督率いる日本代表は22日、国際親善試合でコロンビア代表と対戦するなか、元コロンビア代表の選手がコカイン密輸容疑で逮捕されるニュースが世界を駆け巡った。「元コロンビア代表選手が母国で逮捕された」とAP通信が伝えている。
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麻薬密輸容疑で逮捕されたのは、コロンビア代表として43試合1ゴールの結果を残した40歳のMFジョン・エデュイス・ビアファラだ。かつてイングランド1部ポーツマスやスペイン1部レアル・ソシエダでプレーし、日本代表DF吉田麻也が在籍するサウサンプトン(当時2部)でも2シーズンにわたってプレーした。
「米国内に麻薬を密輸した容疑で、元コロンビア代表のビアファラが祖国で逮捕された」とAP通信が報じており、警察の声明として「違法なお金に誘惑され、そして組織内で重要な人物となった」と続けている。
ビアファラは、コロンビアの南太平洋沿岸から中米を経由し、米国内にコカインを密輸した疑いが持たれている。ビアファラの他に4人が拘束され、麻薬密輸容疑で指名手配されていたテキサス州に身柄を引き渡す見通し。記事では「選手時代のような生活を維持するのに苦労したサッカーのスター選手を魅了した」と記している。
この一方に海外メディアが反応。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」は「元コロンビア代表のスター選手ジョン・ビアファラが逮捕」と報じれば、英紙「ザ・サン」も「元プレミアリーグ選手が米国にコカイン密輸容疑で逮捕」「麻薬カルテルの一員として疑いがもたれている」と伝えた。
古巣サウサンプトンの地元紙「デイリー・エコー」も「10年間、カルテルは高速船や半潜水艦でコカインを大量にアメリカへ輸送した」と触れており、かつて所属した選手の逮捕を驚きとともに報じている。
(FOOTBALL ZONE編集部)