ベイルがC・ロナウドとの不仲説を一蹴 レアル指揮官の問いに「問題ない」

代理人の発言が騒動の引き金に

 レアル・マドリードのラファエル・ベニテス監督は、チーム内でのトラブルを避けようと動いた。指揮官はウェールズ代表FWギャレス・ベイルに対し、一部で不仲説も取り沙汰されたクリスティアーノ・ロナウドとの関係性について直接電話で問い質したという。スペイン地元ラジオ局「カデナ・セル」が伝えている。

 この件は、ベイルの代理人ジョナサン・バーネット氏が英地元メディアに対して、ベイルとC・ロナウドの関係を暴露したことが発端となっている。同氏は2人の関係について、「毎晩一緒に食事に行くわけではないが、良い関係。互いに憎んでいるということはない」と明かした一方、「彼(ベイル)には世界一売れる下着のモデルになってもらいたいとは思わない」とも語っていた。自らのイニシャルと背番号を冠した「CR7」というブランドを立ち上げ、下着モデルなども務めるC・ロナウドを暗に批判するようなコメントも残したことで騒動が拡大している。

 こうした事態を受け、ベニテス監督はベイルへ直々に電話を掛けて、C・ロナウドとの関係について尋ねたという。ベイルもこれについては「何の問題もない」ときっぱり答えており、スーパースター同士の不仲を否定した。

 バーネット氏は、以前にも「レアルでは誰もベイルにパスしない」というコメントを、メディアの前で発して話題となっていた。「ベイルはロナウドと同じレベルの選手である」と、ウェールズ代表のレフティーを絶賛するコメントも出しているが、こうした代理人の物議を醸す発言が、レアルの周囲で騒動を引き起こすきっかけとなってしまった。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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