“不屈のストライカー”ファン・ペルシーが代表続行を決意 「僕は逃げない」

長く続く痛みを抱えながら

 3位に入った2014年ブラジル・ワールドカップではエースナンバーの9を背負い、キャプテンマークを巻いてチームをけん引した。だが、現在の代表チームでは背番号は19に変わり、ベンチスタートも多くなった。それでもオレンジのユニホームに対する思い入れは相当なもののようだ。

「声が掛かるようであれば、ギブアップという選択肢はない。一人のスポーツマンとして、僕の心は泣いている。今回の予選では最悪のシナリオが待っていた。それでも、僕らはポジティブさを失ってはいけない。この痛みは長く続いていくだろう。でもこの困難から抜けださなければいけないんだ」

 今夏に加入したトルコのフェネルバフチェでもベンチ暮らしが続くなど、苦境に立たさされる32歳のレフティーは、不屈の闘志で再起を誓った。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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