「シャビのパス彷彿」 バルセロナMF、5人翻弄の名手級“超絶キック”を現地紙絶賛

バルサMFアルトゥール【写真:Getty Images】
バルサMFアルトゥール【写真:Getty Images】

リヨン戦、バルサのブラジル代表MFアルトゥールがゴールの起点となるパスで注目

 バルセロナで長年活躍した元スペイン代表MFシャビ(アル・サッド)を彷彿とさせるプレーが脚光を浴びている。バルセロナは現地時間13日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)16強第2戦のリヨン(フランス)戦で5-1と勝利してベスト8進出を決めたなか、ブラジル代表MFが相手5人を翻弄する超絶パスを通し、ゴールの起点となる活躍を見せた。

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 第1戦を0-0で終えていたなか、第2戦に臨んだバルセロナは前半17分にアルゼンチン代表FWリオネル・メッシのPKで先制。1-0で迎えた同31分に輝きを放ったのが、今季グレミオから加入したブラジル代表MFアルトゥールだ。

 バルセロナが相手ゴールに迫るなか、アルトゥールが敵陣中央でボールをキープ。相手の最終ラインは4枚が揃い、その手前で1人が中央のスペースを消し、さらに中盤ではボール保持者のアルトゥールを囲むように3人がプレッシャーをかけた。

 コンパクトな守備ブロックを敷かれ、アルトゥールの前方にいた味方2人はマークを受けている。パスコースがないように見える状況のなか、アルトゥールが右足を振り抜くと低弾道の鋭いパスがウルグアイ代表FWルイス・スアレスの足もとにピタリと収まり、そのまま前を向いたスアレスがドリブルでエリア内へと侵入。横パスを流し、最後はブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョが決めてバルセロナがリードを広げた。

 試合はそのままバルセロナが主導権を握り続けて5-1と快勝したが、アルトゥールのパスに注目したのがスペイン紙「AS」だ。「カンプ・ノウに夢を与える5人の間を通したアルトゥールのパス」と記すと、次のように続けている。

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