神戸、イニエスタ起点の鮮やかな“3人連係弾”に海外反響 「バルサテイスト」
仙台戦の前半32分、イニエスタ→山口→古橋→イニエスタとつなぎ、古橋が同点ゴール
ヴィッセル神戸は10日のJ1リーグ第3節ベガルタ仙台戦で3-1と逆転勝利を飾り、5位に浮上した。元スペイン代表FWダビド・ビジャが2試合連続ゴールを決めたなか、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタを起点に流れるような連携から生まれた同点ゴールに対し、海外メディアが「バルサテイスト」と報じている。
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神戸はビジャ、イニエスタ、元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキの“VIPトリオ”が、開幕から3試合連続でスタメン出場。しかし前半12分、仙台のモザンビーク代表MFシマオ・マテに先制ゴールを奪われ、敵地でリードを許してしまう。
そんななか、仙台に傾きかけた流れを引き戻したのがイニエスタを中心とした攻撃だった。前半32分、敵陣でパスカットしたMF山口蛍はイニエスタのヒールパスを受けて、ペナルティーエリア内のFW古橋亨梧へ縦パスを供給。これをダイレクトで流したところに飛び込んだイニエスタが、相手のスライディングをかわしてクロスを上げると、ニアサイドで古橋が頭で合わせて同点ゴールを決めた。
ボール奪取からわずか8秒、3人が絡み、そのほとんどがダイレクトプレーという鮮やかな連係弾に、ヤフースポーツは「イニエスタは神戸の攻撃にバルサテイストをもたらす」と動画付きで紹介。「素晴らしいアシストで3-1の勝利に貢献した」と報じている。
神戸は後半開始早々にビジャが2試合連続ゴールを挙げ、同19分には相手のオウンゴールで追加点を奪って逆転勝利。ファン・マヌエル・リージョ監督の元で“バルサ化”を目指し、スペイン人MFセルジ・サンぺールも加わったなか、着実にバルサのDNAは浸透しているようだ。