ミラン本田過激発言の余波 新たに名門バレンシア移籍が急浮上

移籍に向けて開かれた門

 8日のワールドカップアジア2次予選シリア戦で1ゴール、1アシストと存在感を放った日本代表FW本田圭佑(ACミラン)に、冬の移籍市場でのスペイン移籍が急浮上した。スペインのサッカー情報サイト「fichajes.net」が伝えている。
 同記事では、現在の本田がイタリアで置かれている状況は好ましくないとして、オファーに対して門を開く可能性が高い選手と位置付けている。同時に、4日のナポリ戦後にクラブ批判を展開して首脳陣の怒りを買ったとされる本田について、ミラン側もオファーを聞き入れる用意があると分析。かつて、CSKAモスクワ時代にリーガ・エスパニョーラでのプレーを希望したとされる本田が、スペインへ渡るための障害は少ないとしている。
 その中で、獲得候補として名前が挙がったのが、バレンシアだ。チームを率いて2年目のヌーノ・エスピーリト・サント監督は本田を評価しており、1月の移籍市場で獲得に動く可能性があるとしている。また、UEFAチャンピオンズリーグとリーグ戦を並行して戦うバレンシアにとって、所属のACミランが今季のヨーロッパでのカップ戦に出場権がなく、移籍が成立した場合に本田を全てのゲームで起用できることも追い風になるという。

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