マンUが取り組むべき5つの課題 ルーニー不要論も再燃

「いつまで我慢できるか」

 2年連続大型補強を敢行したマンチェスター・ユナイテッドだが、代表ウィーク前の4日にはライバルのアーセナルに0-3と完敗を喫するなど、いささか不安定な戦いぶりが続く。

 英地元紙「テレグラフ」では、「プレミアリーグ再開を前にユナイテッドが改善しなければならない5つのこと」という見出しで取り組むべき課題を特集。その中で、このまま調子が上がらなければ、主将FWウェイン・ルーニーを外すという、大英断も必要なのではと示唆している。

 改善すべきポイントの1つ目は、ルーニーの処遇について言及されている。「いつまでウェイン・ルーニーを我慢できるか」というもので、今季のルーニーの得点力不足を指摘。イングランド代表では歴代最多得点記録を更新するなど輝きを放つ一方、ユナイテッドでは不振から抜け出せず、ここまでリーグ戦でわずか1ゴールとなっている。ロビン・ファン・ペルシー(フェネルバフチェ)やラダメル・ファルカオ(チェルシー)らの抜けた前線で、ストライカーとして大きな期待が懸かっていたが、不発が続いている。今夏に加入した19歳の超新星FWアンソニー・マルシアルの爆発に助けられている状況だ。

 リポートでは、「もはやルーニーの状態は、無視できないものになっている。今月30歳を迎えるキャプテンの得点不足はすでに公に議論されている」と、深刻な問題として取り上げられている。ルイス・ファン・ハール監督は、ルーニーがリーグ戦20得点を決められると擁護するが、ここまでのパフォーマンスは期待外れとなっている。冷徹無情で知られるこのオランダ人指揮官は、自身の哲学にそぐわない選手は容赦なく切り捨ててきた。このまま得点から見放されれば、我慢の限界に達するのではと、コメントされている。

 

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