日本代表歴代3位のゴールマシン 岡崎が説くアジア勢攻略の極意

「相手が引いても前から来ても、崩せる自信はある」

「自分たちがあえて下がり気味になって、相手にカウンターを食らわせる、カウンターでゴールを決めるという形も、もちろん出せると思う。(9月の)アフガニスタンの時もそういう作戦を出そうとしていた。相手が引いてくるパターンもあると思う。今までの相手の分析をしているけど、そうじゃない試合をしてくる可能性も間違いなくあると僕は思う。
 どっちの準備もしているので、どっちできても自分たちは対応できる。もし相手が引いてくれば、自分たちが今までトライしてきている状態になる。細かいところで1タッチ、2タッチで速い攻撃ができれば、相手を崩せるっていう自信がある。相手が前から来れば、それをはがせる武器を持った選手がいっぱいいる。どっちにも対応できる」
 この試合に勝利すれば、シリアを逆転してグループ首位に立つ。日本はこの一戦を含めてアウェー3連戦となるだけに、絶対に勝点3を手に入れたい試合だ。
「自分たちはブレずに最後まで戦い抜いて、自分が役割をきっちり果たしたい。今はみんな調子が良いので、それは武器だと思う。みんなで勝ちにいきたい」
 日本の頼れるストライカーは、勝利のためチーム一丸となって戦い、グループ首位通過に向けて最大のライバル撃破を誓った。

 

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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