史上初“多摩川クラシコ開幕”は0-0ドロー 王者・川崎、後半猛攻もFC東京の牙城崩せず

王者・川崎、後半猛攻もFC東京の牙城崩せず【写真:荒川祐史】
王者・川崎、後半猛攻もFC東京の牙城崩せず【写真:荒川祐史】

不発に終わった強力攻撃陣、FC東京は久保がスタメン出場で躍動

 川崎フロンターレは23日、J1リーグ開幕戦でFC東京と対戦し、0-0と引き分けた。リーグ3連覇を目指す川崎は今季から加入した大物助っ人との連係が思うようにいかず、自慢の攻撃陣は鳴りを潜めることになった。

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 史上初めて開幕戦で実現した“多摩川クラシコ”はチケットも完売し、等々力陸上競技場は熱気に包まれていた。ホームの川崎は16日に浦和レッズを1-0で撃破した富士ゼロックス・スーパーカップの一戦と同じメンバーで臨み、その試合で決勝ゴールをマークした新加入FWレアンドロ・ダミアンが最前線に入った。一方、FC東京は4-4-2のシステムで、右サイドハーフにはかつて川崎の下部組織にも在籍していたMF久保建英が抜擢された。

 昨季は1勝1敗だった同カードは、この日も立ち上がりから互いに前線からハイプレスをかけ合い、激しい攻防が繰り広げられる。前半31分にペナルティーエリア右でパスを受けたFW小林悠が力強く右足を振り抜くも、相手GK林彰洋に横っ飛びのセーブではじき出されてしまう。同40分には自陣左サイドで相手にFKを与え、キッカーを務めた久保の強烈な左足シュートがゴールポストを叩くピンチも迎えたが、前半はスコアレスで折り返した。

 後半はL・ダミアン、MF中村憲剛、小林と立て続けに決定機を迎え、川崎が猛攻を仕掛ける展開に。それでもゴールをこじ開けることができず、L・ダミアンは不発のまま後半30分に途中交代。試合も0-0のまま終了した。浦和戦では鮮やかなデビュー弾を決めたL・ダミアンだったが、この日は試合を通して流れを止めてしまう場面が多く、3連覇に向けた白星スタートに導けなかった。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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