待望の舞台に挑む南野 新星の台頭が待たれるハリルジャパンの閉塞感を打破できるか

指揮官も「効果的なプレーができる」と絶賛

 しかし、現在もレギュラーに君臨しているのはFW本田圭佑(ACミラン)、MF香川真司(ドルトムント)、FW岡崎慎司(レスター)らお馴染みの顔ぶればかり。南野は4日に行われたラピド・ウィーン戦でもゴールを決めるなど、今季のオーストリアリーグで得点ランク2位の6得点を挙げるなど飛躍のシーズンを送っている。それだけに「(招集には)チームでの結果がつながっていると思っている。自信を持ってここに来ている」と、自身の成長に手応えを感じている。
「個人的には、試合に出られればチームのために100パーセントプレーする。チームとしても、しっかり勝って終われるように頑張っていきたい」
 1日の代表発表会見では、ハリルホジッチ監督から「非常に面白い選手。現代フットボールに適した選手で、右も左もできるし、効果的なプレーができる」と絶賛された。レギュラー陣の壁を乗り越えるべく、南野の新たな挑戦が始まりの合図を告げる。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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