得点ランクでも一気に2位に浮上

　今季はバイエルン・ミュンヘンFWロベルト・レバンドフスキが、ヴォルフスブルクを相手にわずか9分5秒間で5得点を挙げて話題となった。先日、キャリア通算500得点を決めたC・ロナウドも、エスパニョールを相手に1試合5発を成し遂げるなど、欧州各国で驚愕のゴールラッシュが続いている。

　先日アグエロは、ユナイテッドの英雄MFポール・スコールズ氏に「プレミアリーグで唯一バルセロナへ移籍できる選手」と評された。昨季26得点で得点王にも輝いたアグエロは、そうした周囲の声に応えるように、偉大な先人たちに肩を並べる圧巻のパフォーマンスを披露した。

　この日の活躍ぶりには英衛星放送局「スカイ・スポーツ」も10点の最高点を付けて、そのパフォーマンスを絶賛。リーグ戦で開幕5連勝後、よもやの連敗を喫して停滞ムードにあったチームを救った。アグエロ自身もここまでリーグ戦でわずか1得点だったが、これで得点ランクでも一気に2位に浮上。今季もチームの浮沈の鍵は、この男が握っている。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images