長友のインテル愛は実らず!? 契約延長の可能性はほぼなく来年1月放出へ

日本代表指揮官も懸念

 8日のロシアワールドカップ(W杯)アジア2次予選シリア戦と、13日の国際親善試合イラン戦に向けた日本代表メンバーには招集されたが、バヒド・ハリルホジッチ監督は出場機会を得られていない現状に対して同ポジションの酒井高徳(ハンブルガーSV)と共に懸念を示している。
「(酒井)高徳と長友は、長い時間プレーしているわけではないが、彼らのプロフェッショナルな部分は理解している。自分のパフォーマンスを維持しているが、まだ自分の席をとれていない。彼らも、彼ら以上のパフォーマンスをする選手を見つければ外れる可能性がある」
 2010年の南アフリカW杯のカメルーン戦で、FWサミュエル・エトーを抑え込んだ対人能力から“エース・キラー”と呼ばれ、日本代表で不動の地位を築いてきた長友。しかし、インテルでの苦境によって、その立場も危ういものとなりつつある。インテル愛を公言して残留を果たした長友だが、3カ月後に開く移籍市場は一つのターニングポイントになるかもしれない。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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