「このままだったら帰れない」 W杯未出場の青山敏弘が試合前日に語った“覚悟”

 日本代表は23日(日本時間24日)、ブラジルワールドカップ(W杯)1次リーグ最終戦の試合会場「アレナ・パンタナウ」でコロンビア戦(日本時間25日午前5時キックオフ)の前日練習を行った。ここまでの2試合で出番が与えられていないMF青山敏弘は「試合に飢えている」と素直な気持ちを語った。

 コートジボワール戦は出場なし。ギリシャ戦ではザッケローニ監督が試合終盤に投入を検討したものの、結局出番が回ってくることはなかった。クイアバのピッチで練習を終えた青山の表情には、試合への渇望感が浮かんでいた。

「僕自身、試合に出ていないんで、試合に飢えている。W杯に出たいというモチベーションは非常に高いですし。ただ、チーム状況が崖っぷちなんで。チームが一つになってこの困難を乗り越えようという力を出せれば、コロンビアにも勝てると信じているし、その一員として貢献したい」

 2試合をベンチから見つめて、チームに何が足りないのか、自分が何をしなければいけないのかは明確にイメージできているという。

「まずは自分たちのサッカーの前に、球際とか走るとか、気持ちというところで上回らないと。そこからだと思う。自分はそういったところで今まで戦ってきて、クオリティを出してきたと思っている。この体験をチームでもW杯でもまずは出さないといけない」

 東アジア選手権で初めて日本代表に招集され、代表キャップ6でW杯メンバーに滑り込んだ。激戦区・ボランチで青山が選出されたのは、ザッケローニ監督がW杯で目指す「主導権を握るサッカー」に青山が必要だと考えたからだ。青山もそのことを自覚していた。だからこそ、現状への悔しさを隠さなかった。

「このままだったら、帰れないので……。帰れないですね。こんなもんじゃないぞというのを見せないといけない」

 

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